サーフィンを始めてから、まともに波に乗れるまでは1年かかると言われています。
成長が遅いのはあなただけではありません。
今回は波に乗れるまで「1年はかかる」と言われる3つの理由を紹介します。
「時間がかかるのは当たり前」と知っていれば、挫折しなくて済むでしょう。
理由波が10秒しかない
サーフィンがなかなか上手くならないのは、そもそも波の時間が短いから。
波の頂点から次の波の頂点が来るまでの時間を「周期」と言いますが、この「周期」は10秒程度。
台風など風が強い状況でも15秒と言われています。
つまり、ほんの短い時間でサーフボードに乗り、また波を待たなければいけません。
実際にサーフィンをする時間が短いので経験値が積み上がらず、成長できないのです。
「周期」を考えると、週末サーファーが波に乗れるまで1年以上かかるのは仕方ないことですよね。
理由2.1つの波に1人しか乗れない
「1つの波に1人しか乗らない。」
サーフィンにおいて基本的なルールです。
波のピークに最も近い人が優先されるので、あなたより他の人が近ければ波を譲らなければいけません。
複数人で波に乗ってしまうと、怪我をさせたり、ボードを壊したりする危険があるからです。
せっかく良い波が来ても思うように練習ができず、「ぜんぜん上達しないな…。」と悩むでしょう。
チャンスを掴めるように、波を持つポジションを考える必要があります。
理由3.パド筋が少ない
サーフィン初心者はパドリングする筋肉、通称「パド筋」が発達していません。
だからパドリングしても進んでいかず、テイクオフもできない。
すぐに疲れてしまって腕が回らなくて、海にいる時間も少ない。
「パド筋」は、サーフィンの上達スピードに大きく関わるのです。
パドリングして鍛えられれば一番なのですが、海に通えない人もいるでしょう。
だからこそ、自宅で日常的に背中・肩・腕・足の筋肉を鍛えることが重要。
効率的なパドリングが身につけば、海の中を移動でき、波をキャッチできるでしょう。
まとめ:波に乗れるまで時間がかかるのは当たり前
今回は波に乗れるまで「1年はかかる」と言われる3つの理由を紹介しました。
理由①波が10秒しかない
理由②1つの波に1人しか乗れない
理由③パド筋が少ない
サーフィンは上達するのにとても時間がかかるスポーツです。
3つの理由を知らなければ挫折してしまうかもしれません。
波に乗れる日まで諦めず、サーフィンの練習を続けていきましょう。